1/7終了【2022年1月】配当をより多く得る戦略【配当王】【配当貴族】
以下画像は12/21
配当王・配当貴族銘柄のうち、資金の都合上1株100ドル以内で購入可能な銘柄を選択します。
2022年1月分は配当王MO(アルトリア)を選択しました。
- 12/13 CSP:Cash secured put writing
- 12/20 exercise or expire?
- 12/28 CCW:Coverd call writing
- 1/7 CCWの割り当て
- 1/10 配当の支払い
- 本戦略の利益まとめ
- 最後に
12/13 CSP:Cash secured put writing
2021年12月22日が配当権利落ち日であったため、まずCSPから組み立てます。
12月13日、当時のATMが45.0であったため、17DEC21 45.0P(12月17日に満期を迎える45.0Putオプション)を0.4ドルで売り立てました。
12/20 exercise or expire?
17DEC21 45.0Pがexpireしたため、12月20日MOを48.078ドルで100株購入しました。
配当を跨いで今後はCCWを行います。
12/28 CCW:Coverd call writing
12月22日に配当を跨いだのを確認して12月23日に期近のCallを売ろうとしたら寝てしまいました。翌日12月24日に取引しようとしたらNY市場はクリスマス休暇で閉じていました。12月27日に31DEC21のCallを売ろうとしたらまたしてもNY時間まで起きていることができませんでした。12月28日に同様のCallを売ろうとしても0.01ドルしか値打ちがないため、期先に切り替えました。
なので、12月28日に07JAN22 49Cを0.08ドルで売り立てました。
勤務医にとっては冬NY時間の23:30まで起きていられないリスクが存在するようです。
1/7 CCWの割り当て
1月7日に07JAN22 49Cがexersiceされたため、MOの株は49.0ドルで売却されました。
2022年1月短期配当キャプチャー戦略はこれにて終了です。
1/10 配当の支払い
2022年1月10日、MOの配当は1株あたり0.9ドル
100株保有していたので90ドル支払われました。
本戦略の利益まとめ
2021年12月13日〜2022年1月7日の約1ヶ月の取引結果
- 株のキャピタルゲイン:48.078→49.00から92.2ドル
- 配当:90ドル
- オプションからの利益:(0.4+0.08)×100=48ドル
合計:230.2ドル
利益率:230.2/4807.8×100=4.9%
年利:57.4%
ボラティリティの低い配当王のMOからこれだけの利益を安全に取り出せるのはオプションを組みんでいるからと言えます。
結果だけ見ればオプションからの利益は全体の20.8%しかありませんが、取引の過程で原資産(=株価)の上昇や下落の局面でも、オプションを組み込むことで利益を生み出すことが可能になっています。
最後に
投資ブームでS&P500などのインデックスに脳死で積み立てることが絶対解のような風潮があります(某youtube大学など)。
投資に正解はありませんし、インデックス投資は投資スタイルの王道の一つであることは同意見です。
しかし、命の次に(あるいは同等に?)大事なお金を投資に注ぎ込むのであれば、「どのような局面でも利益を生み出すことが可能な方法が存在する」ということを知っておくことは必要不可欠であり、かつそれを実践できるレベルで準備しておかないで投資をすることは欲望渦巻く株式市場において、自ら進んで養分になることに他なりません。
オプションを組み込むことで、安全な取引ができることと思います。
このブログがポートフォリオの適切な安定化に繋がれば幸いです。
個人的に(twitterなどで)連絡くれればオプション取引について解説可能です。
妙な詐欺商法などではないので、ご安心いただければと思います。